3タイプ別関わり方!絵本に関心を示さない子どもたち
目次
〜タイプ別に見る、絵本との向き合い方と関わり方のヒント〜
こんにちは。育脳コーチのみゆき先生です。
「赤ちゃんの脳の発達には絵本がいいって聞くけど…
いざ読んでみると、全然見てくれないし、興味もなさそう…」
そんな経験、ありませんか?
実はこの“興味がないように見える反応”、
子どもの脳の発達段階や今のこころの状態と深く関係しているんです。
この記事では、絵本に反応を示さない乳幼児を3つのタイプに分けて、
それぞれの特徴と、育脳の視点から見た関わり方のヒントをわかりやすくお伝えします。
絵本との時間がもっと楽しく、親子にとって心地よいものになりますように📖🌱
絵本に関心を示さない3タイプ
赤ちゃんや小さな子どもが絵本に反応しないのには、ちゃんと理由があります。
でもその理由は一つじゃなくて、実はいくつかのタイプに分かれているんです。
まずは、あなたのお子さんがどのタイプに近いかを見てみましょう。
📕絵本イヤイヤちゃん
▶ 特徴
絵本を開こうとすると、
「いや!」と手で払いのけたり、ぷいっと顔をそむけたり…。
まるで絵本がイヤなもののように感じているタイプです。
過去に「無理やり読まれた」経験があったり、嫌な気持ちになったことがあるのかも。
▶ 関わり方のヒント
- 無理に読もうとしない。絵本はリビングにさりげなく置いておくくらいがベスト
- ママが一人で楽しそうに声に出して読む姿を見せると、「なにしてるの?」とふらっと寄ってくることも
- 寄ってきたら“ちらっとだけ”見せるのがコツ。「見たがってるけど、あえて見せない」くらいがちょうどいい
- ちらっと見て「楽しかった!」と自分から本を閉じたら大成功。それで十分!
📘絵本めくるくん
▶ 特徴
絵本をめくるのが楽しくて、ストーリーそっちのけで次々ページをめくっちゃう子。
内容は頭に入っていないけど、めくる手触りが好きなタイプ。
▶ 関わり方のヒント
動作を取り入れて読むと◎
- たとえば、手をとって「ぱちぱち!」と一緒に拍手したり、体を揺らすなど
- ちょっと見たら「じゃあ次いってみようか〜」とテンポよく進めることで満足感がUP
- 絵本の世界を“現実で再現”するのも効果的
→ 料理のお話なら一緒におままごと → 果物が出てきたら実物を見たり一緒に食べたり🍎
📗絵本きいてないちゃん
▶ 特徴
絵本を一応見てはいるけれど、すぐに全然関係ない話を始めちゃうタイプ。
実はこれは、絵本の内容がまだ少し難しくて気持ちが“自分が安心できる話題”に逃げている状態なんです。
▶ 関わり方のヒント
- 実年齢ではなく、発達年齢に合わせて絵本を選ぶ(レベルを下げる)
- 大人が絵本を楽しむ
- 「ほら見て」「犬がいるよ」などの声かけはNG
- 絵本を読むのではなく、楽しい時間を共有する気持ちで
- イライラするならやめる
🌈まとめ|子どもは絵本を「読まれる」のがイヤな時もある
~絵本を読まない子どもへの対応|焦らず“今”に合った読み聞かせを~
子どもが絵本に興味を持たないと、「ちゃんと読ませなきゃ」「読み聞かせが大事って聞いたのに…」と焦ってしまいがち。
でも大切なのは、
📌 絵本を通して「楽しい」「心地いい」と感じること
📌 子どもの“今の気持ち”に寄り添うこと
1ページだけでも、チラ見だけでも、「楽しかった」と感じたら大成功です◎
焦らず、子どものペースで「絵本との距離感」を育てていきましょう。