イメージしやすい漢字
子どもに最初に教える文字は、一般的にはひらがなですが、
このひらがな一文字ずつには意味がなく、子どもにとっては単なる音として認識します。
ひらがなは、耳で理解する言語(聴覚言語)なのです。
一方、漢字は一文字ずつに意味があり、
子どもは漢字を形としてとらえるので、文字を見ただけでその意味がイメージしやすく
目で理解する言語(視覚言語)となります。
年齢が低いほど視覚優位となるので、子どもにとってはひらがなよりも漢字の方が簡単に覚えていくのです。
小さな子どもに漢字を教えるなんて、意味がないとか早すぎるなどとよく言われますが、
決して漢字を教えるのではなく、あくまでも「漢字であそぶ」ことをねらいとしています。
つまり、漢字を読むことよりも、漢字の意味がイメージできることのほうが大切という考え方になります。
漢字は難しい?
小学校で初めて漢字を学習しますが、学校教育では正しく書くことを重要視していいるため
漢字は作業となり、楽しくないと子どもは感じます。
また、ひらがなから学習すると、ひらがなで覚えた名称を漢字に変換していく作業も加わっていくため
難しいと感じたり苦手意識を持つ子どもも少なくありません。
今、携帯やインターネットの普及により簡単に調べられる時代になったので、
漢字を覚える必要がないと感じ、結果として漢字を読めない子どもが増えてきています。
漢字のメリット
漢字は、右脳・左脳をバランス良く刺激します。
また幼少期より漢字に触れることにより自然に言語に興味をもつようになり、
楽しんで漢字を覚えていきます。
漢字が理解できるようになると、文章を読み解く力が付いていくので、
読書が好きになったり、将来受験にも大変有利となります。
楽しい漢字あそび
ベビープラスでは、漢字をフラッシュカードにしたり、
歌にあわせて漢字カードを見せたりクイズにしたりと、楽しみながら漢字に触れていきます。
漢字を覚えることがゴールではなく、漢字を見てイメージしたり「なんだろう?」と考えることが重要になります。
この、「考える」ことこそが、本当の育脳だと考えます。